エトノスとしての民族
英語でいうethnicgroup、あるいはロシア語やドイツ語などでエトノスといわれる用語は元来、古代ギリシアでポリスの住民であるデモスに対して、ギリシア人でもポリスを形成していない地域の住民や、非ギリシア人といった周辺の住民の種族的単位を呼んだ言葉に由来する。
この、ギリシア語ethnos、形容詞形ethnikosは旧約のギリシア語訳聖書で、非ユダヤ人、異教徒を指すヘブライ語の訳に使われ、中英語でも、異教徒、異邦人を指した。
そこから、近世には、英語では、アイルランド人などを、やや軽蔑的なニュアンスで呼ぶ言葉としても使われた。
たしかに元来のギリシア語のエトノスには、より一般的に或る一定のグループをなす人々、種族、民族、国民を指す意味があるのだが、民族学が命名される際にこのギリシア語が復活されたとき、そこに単に民族というだけでなく、異教徒、他者としての異民族というニュアンスが入っていたことは否めない。
大航海時代とそれに続く西欧による植民地化によって、西欧はさまざまな異なる文化・習慣を持つ人々に出会う。
この、ギリシア語ethnos、形容詞形ethnikosは旧約のギリシア語訳聖書で、非ユダヤ人、異教徒を指すヘブライ語の訳に使われ、中英語でも、異教徒、異邦人を指した。
そこから、近世には、英語では、アイルランド人などを、やや軽蔑的なニュアンスで呼ぶ言葉としても使われた。
たしかに元来のギリシア語のエトノスには、より一般的に或る一定のグループをなす人々、種族、民族、国民を指す意味があるのだが、民族学が命名される際にこのギリシア語が復活されたとき、そこに単に民族というだけでなく、異教徒、他者としての異民族というニュアンスが入っていたことは否めない。
大航海時代とそれに続く西欧による植民地化によって、西欧はさまざまな異なる文化・習慣を持つ人々に出会う。
update:2010年03月09日
